オークランドから車で南へ2時間半程行った所にあるBlue Spring(ブルースプリング)は、ニュージーランド屈指の綺麗な水が湧き出る泉として有名な場所で、その名の通り青く透き通って見えます。ザ・ニュージーランド的な大自然で汚染とは程遠い綺麗なイメージのある場所の一つかもしれません。
そのBlue Springへのアクセスは2か所あるのですが、一つは徒歩15分ほどのLeslie Rdから、もう一つはWhites Roadから片道1時間半ほどのトレッキングコースTe Waihou walkwayから行く方法があります。
今回は、Blue Springの水の綺麗さを堪能できるWhites RoadからTe Waihou walkwayというトレッキングコースをご紹介します。
NZ産ミネラルウォーターの70%がBlue Springを源泉としている
Mamaku高原から100年という歳月をかけて濾過されて湧き出た水は、もの凄く綺麗で澄んでいて、年間を通して11℃、毎分42立方メートル、25メートルプール(6列)が約12分で一杯になる程の量だそうです。
そして、驚くことにニュージーランド産のミネラルウォーターの約70%がこのBlue Springを源泉としています。日本で売られているニュージーランド産のミネラルウォーターの大半はこのBlue Springの水のようです。
初心者にもおすすめのTe Waihou walkway
トレッキングコースのTe Waihou walkwayはBlue Springから流れてくる綺麗なWaihou川沿いの整備された平坦なコースで片道1時間半と初心者でも楽しめるおすすめのトレッキングコースです。
Te Waihou walkwayの近くにはロード・オブ・ザ・リングの撮影場所と知られるホビット村があり、どことなくホビット村に出てきそうな風景を見ることができます。
澄み切った透明の川にはマスが泳いでいる姿も目にすることもあります。
Blue Spring近くには川幅が狭くなり水流も勢いが増した場所があり、途中に小さな滝をみる事ができます。滝周辺は原生林も生い茂り、森林浴&滝でマイナスイオンをたっぷり浴びることができます。
Blue Springの水を飲もう!
Blue Springに着いたら、小屋の様な建物の横に無料で水が汲める所があるので、トレッキングで渇いた喉をBlue Springの水で潤しましょう! ボトルに水を汲んで持ち帰る人も沢山います。

Blue Springの水が汲める場所
電気の通った柵には注意
Te Waihou Walkwayは、牧場と隣接していて電気の通った柵が張り巡らされているため、針金に触れないように注意が必要です。何か箇所か柵を跨らなければ通れない所がありますが、針金部分にゴムが巻かれているため安全です。

電気の通った柵
観光客が急増したためBlue Springでは遊泳禁止に
あまり有名ではなかったBlue Springですが、最近、観光客が増えすぎたため環境への影響を考慮しBlue Springでの遊泳を禁止にしたようです。更には、Leslie Rd側の駐車場スペースを削減しトイレも撤去するようです。事前を大事にするニュージーランドらしい決断です。
ちなみに、Whites Road側からのトレッキングコースの途中には2か所ほどトイレがあるので、Blue Springへ行きたい方はこちらからをおすすめします。
使用したカメラ機材
フルサイズのニコンD750と24-120mmのズームレンズを持って行ったのですが、もう少し広角なら便利だと思いました。ただし、水の透明感を出すにはCPLフィルターも使いたいので、そうなるとフィルターが付けれる超広角ズームとなると、APS-CのニコンD7100にシグマ10-20mmの組み合わせの方が良かったかもしれません。
- カメラ:ニコンD750
- レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR