最近人気のミラーレス一眼カメラですが、バッテリーの持ちが悪いといったデメリットがあって一眼レフからの乗り換えに躊躇してしまう方がいるかと思います。特に長時間のタイムラプスや動画撮影などでは一眼レフカメラであってもバッテリー切れが心配になり、USB給電撮影機能が欲しくなります。
今回は、一眼カメラにモバイルバッテリーを繋いで給電しながら撮影できる便利なカメラグッズCASE RELAYをご紹介します。
USB給電撮影のメリット
モバイルバッテリーをカメラに繋いでUSB給電しながら撮影をする最大のメリットは、途中で撮影を中断する必要がないという事です。
また、バッテリー消費の激しい動画撮影でも大容量のモバイルバッテリーで給電撮影すれば、沢山の予備バッテリーを持ち歩く必要もなく、交換する手間も省けて効率的な撮影が可能になります。
一般的な撮影環境では、バッテリーが無くなったら予備バッテリーを交換して対応すれば大丈夫な場合がほとんどですが、連続して撮影する必要があるタイムラプス動画やインターバル撮影は、途中でバッテリー切れになると致命的な失敗になってしまいます。
モバイルバッテリーで給電しながら撮影できるCASE RELAY
Z7やZ6などの最新ミラーレス一眼もUSB給電撮影が可能に
モバイルバッテリーを繋いでUSB給電しながら撮影できる一眼カメラと言えば、ソニーα9とα7シリーズのRII以降の機種ですが、それ以外の機種やメーカーなどの一眼カメラは、純正品のカメラアクセサリーではUSB給電撮影はできません。
特にミラーレス一眼カメラはバッテリーの持ちが悪く、USB給電撮影をしたい場面も多いはずなのですが、なぜかソニー以外のメーカーでは非対応という状況です。
しかし、CTJ株式会社から発売しているCASE RELAYなら最新のミラーレス一眼、ニコンZ7やZ6、キヤノンEOS Rにも対応していて、その他、ニコンやキヤノン、ソニー、パナソニック、フジ、オリンパス、ペンタックで、古すぎなければ大体の一眼カメラに使うことができます。
USB給電なので野外で使える
CASE RELAYなら、USBにモバイルバッテリーを繋いでカメラに給電できるので、野外でも給電撮影できるのがポイントです。極寒地でのオーロラのタイムラプス、星空・星景の長時間タイムラプスなどの撮影も、ミラーレス一眼カメラでできるという事です。
一般的に一眼カメラにはACアダプターを介して外部給電が可能になるアクセサリーは各カメラメーカーで販売していますが、コンセントから給電するので、スタジオなどの室内撮影のみ使用可能で、野外で使うことはできません。
1200mAhのバッテリーも内蔵
CASE RELAYには、1200mAhのバッテリーが内蔵されているので、万が一モバイルバッテリーが途中で切れても、カメラの電源が切れることはありません。ちなみにニコンのバッテリーEN-EL15の容量は1900mAhなので、CASE RELAYだけでもある程度は撮影することができ、かなり余裕があります。
また、モバイルバッテリーを途中で交換をすることもできるので、ほぼエンドレスで撮影することも可能です。
CASE RELAYの使い方は簡単!
CASE RELAYの使い方は、特別な設定は不要で、CASE RELAY本体と別売りの各カメラの機種にあったDCカプラーを繋いでカメラ本体のバッテリーの部分へ挿入し準備完了。

CASE RELAY用のDCカプラー
カメラ本体のバッテリーを入れる場所にあるパワーコネクターカバーを外すと、カプラーのケーブルが蓋と干渉しなくなり、閉めることができます。

パワーコネクターカバーを外し、カプラーのケーブルを通す

DCカプラーをカメラに取り付けた状態
あとはUSBにモバイルバッテリーを繋げば給電撮影が可能になります。

CASE RELAYをカメラにセットしモバイルバッテリーを繋げた状態
ニコン用CASE RELAY DCカプラー
キヤノン用CASE RELAY DCカプラー
まとめ
私自身、仕事で動画撮影する時は、大抵は2時間も持たず、毎回予備バッテリーを交換していたのですが、CASE RELAYを使うことで交換する手間も省け時短になり満足しています。
冬場の星景タイムラプスや星の軌跡なども今までにない長時間撮影が可能になり、ミラーレス一眼だけでなく、一眼レフカメラにもCASE RELAYを活用することで撮影の幅が広がりそうです。
CASE RELAY正規販売店:CTJ株式会社