今年の3月頃、2週間ぶり位に愛用の一眼レフカメラ、ニコンD7100に電源を入れようと思ったら電源が入らない!
液晶画面を見たら何も映っていないので、バッテリーが切れだと思い、充電器にバッテリーを入れると…
オレンジ色のランプが高速で点滅しているではありませんか!
何度かバッテリーを入れなおしても同じように充電器のランプが高速点滅の状態で充電ができません。カメラの本体にもバッテリーを入れ直しても結局電源は入らず。
バッテリーEN-EL15の不具合
ネットで調べてみると、どうやらバッテリー不良が発生すると高速点滅になるらしく、このD7100と同じ『Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15』の一部で不具合が発生してニコンが自主回収しているとの事。
以下のニコンのウェブサイトへ行き、製造ロット番号の確認をすると、何と対象外!
ニコン レンズ交換式デジタルカメラ用 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15ご愛用のお客様へのお詫びとお知らせ
消耗品といえども、D7100を買ってから1年半位した経っていないし、撮影枚数も6500枚程度。突然何の前触れもなく、バッテリーEN-EL15は突然死しました。何か、あんまり納得がいかない。
急遽、EN-EL15の互換バッテリーを購入
日本と違い、欲しいものが中々手に入らないニュージーランドでは、家電製品は、種類が少なく、型落ちモデルが当たり前、更には値段が高いのが普通です。
早速、ネットでバッテリーEN-EL15を探すと、純正で約NZ$90(約6300円)、中国製の互換バッテリーでさえ約NZ$70(約5000円)。やっぱり日本と比べると高い!
結局、家の近くの店で全く聞いたことのないPISENと言うメーカーの中国製のEN-EL15互換バッテリーを購入しました。容量は1400mAhで純正よりも500mAh少ない。
早速、家に帰りバッテリーEN-EL15をD7100に入れてみると、問題なく電源が入るので一安心。フル充電するために充電器に差し込んでみましたが、充電も問題なくできる様子。
一眼レフカメラの互換バッテリーには注意を!
カメラ本体がバッテリーを認識しない時がある
フル充電が完了したので、早速カメラにバッテリーを入れると、液晶部分のバッテリーアイコンが点滅し始めた。電源をONにしようとしても、電源が入らない! バッテリーをもう一度取り出し、再度入れてみると、今度は問題なくバッテリーを認識し電源が入りました。
どうやらこのバッテリー、D7100の本体側で認識する時と、しない時があるようで、そんな時はバッテリーを入れ直すと認識してくれるようです。
バッテリーの持続時間も、純正よりも短いような気がしました。残量表示もちょっと怪しい感じ。バッテリーとしてはなんとか機能してくれるので暫くは使っていましたが…。
結論、純正バッテリーが安心
一時帰国の際、東京に行く機会があったので、銀座にあるニコンのショールームにバッテリーを持ち込んだのですが、結局サポート対象外という事で交換などはしてもらえませんでした。修理の受付にいたおじさん曰く、一眼レフカメラのバッテリー側に何か問題があった場合、本体に悪影響を及ぼさないように、本体側で認識しないような仕組みがあると言っていました。
結局、日本に一時帰国した際に純正のEN-EL15を買ってきました。
高価な一眼レフカメラの本体を守るためには、ちゃんとした純正のバッテリーを使った方が安全なのかもしれませんね。互換バッテリーでもレビューをみて問題がなさそうであれば予備として使用するのもありかもしれません。