ニコンのD750のタイムラプス動画機能を使ってタイムラプス撮影を試したのですが、家に帰って動画を確認するとショックな事に時々画面が揺れてブレていました。
撮影直後にその場で、カメラの小さな液晶画面で確認していたのですがそのブレに全く気付かず、その後も場所を移動して更に2か所でタイムラプスを撮影しました。
結果、 3か所で撮影して、3つ全部がブレていました。
風が原因でカメラが揺れる!?
確かに撮影した日は風が強く、ストラップもブラブラと少し揺れていました。三脚はフルサイズでもOKなものを使っていたのですが、おもりを下げていなかったので風対策は不十分でした。
以下がその日にD750のタイムラプス動画機能を使って撮影したものです。
後日、風の弱い日を選び三脚にはおもりを下げ風対策バッチリで、再度D750でタイムラプス動画の撮影を試みました。
しかし、結果は同じで画面が時々揺れてブレていました。風が原因ではないとするとD750の不具合?と思い、ネットでじっくり調べてみると…。
D750のタイムラプスのブレはオートフォーカスが原因
ネットで色々と調べた結果、オートフォーカスが原因らしいと言うのがわかり、早速、家の庭で雲のタイムラプスを試し撮りしました。すると、画面が揺れることなくブレもおさまり大成功!
D750のタイムラプス動画の画面のブレる原因はレンズのオートフォーカスがONになっている事でした。レンズのオートフォーカスをマニュアルに切り替えることでブレが解消されます。念のため、カメラの本体側もオートフォーカスをマニュアルにすることをおすすめします。
D750のタイムラプス動画撮影のブレ対策
忘れずにオートフォーカスをマニュアルに切り替える
D750でタイムラプス撮影する前は、被写体にオートフォーカスでピントを合わせてから、必ず忘れずにレンズと本体のオートフォーカスをマニュアルに切り替えます。
もしくは、初めからマニュアルフォーカスでピント合わせをすると良いかもしれません。
しっかりとした三脚を使う
念のため、しっかりとした三脚を足場の安定している場所に設置し、重りをできるだけ低い位置にしてつるし重心を下げる。ストラップも風で揺れ無いように、三脚にテープなどで固定するのも良いかもしれません。
まとめ
通常の写真撮影だったら、失敗してもその場ですぐ撮り直したり、後から修正や補正する事も容易ですが、タイムラプス撮影はそうはいきません。最低でも20~30分程撮影し続け、途中で止めることができません。後からの修正・補正も難しくなってしまいます。
タイムラプス動画の撮影前は必ずカメラの設定をしっかり確認しておくことが重要です!特にブレにはくれぐれも気を付けましょう!
D750のタイムラプス動画機能は編集する手間なく自動的にフルHDのタイムラプス動画を生成してくれる簡単お手軽な機能です。
しかし、D750で本格的な4Kのタイムラプス動画を作りたいのであれば、静止画でタイムラプス撮影をして、その後Lightroomなどを使って綺麗に現像したものを動画として編集するのが良いと思います。
本格的にタイムラプスにハマると、動画編集ソフトのAfter EffectsやPremiereなどが必要になってきてそれなりの覚悟が必要ですね。