Lightroom ClassicとPhotoshopが使えるAdobe CCフォトプラン20GBが2025年1月15日で新規受付を終了し、以降は価格改定で値上げするとの発表がありました。新規契約を考えてる方は早めに申し込みをすることをおすすめします。既存ユーザーの方は継続してサブスクできますが、注意点もあります。
今回は、Adobe CCフォトプラン20GBに関しての最新情報を詳しく解説します。
Adobeフォトプラン20GB新規契約が終了へ
Adobe Creative Cloudフォトプラン20GBの新規契約は2025年1月15日で終了となることが発表されました。1月15日以降はフォトプラン20GBへの申し込みが出来なくなるので、Lightroom Classicを新規で契約する場合は早めに手続きをすることをおすすめします。
ただし、フォトプラン1TBは継続されるとの事なので、ストレージ容量1TBの方が良いと言う方は、急がなくても問題ありません。
既存ユーザーはサブスク継続可能!
現在Adobe CCフォトプラン20GBをサブスク契約している既存ユーザーは、2025年1月15日以降も、解約しない限りはフォトプラン20GBを継続利用する事が可能です。
Adobeフォトプラン20GBの価格が値上がり
2025年1月15日以降、Adobe Creative Cloudフォトプラン20GBの年契約の月払いの価格が月々600円の値上がりとなります。
年間で計算すると1,180円×12=1年で14,160円だったのが、1,780円×12=1年で21,360円となり、差額は7,200円にもなります。
この価格改定は既存ユーザーに影響があるので注意が必要です!現在フォトプラン20GBを月払いで契約している場合は、2025年1月15日までに一括払いに変更しておいた方がお得です。
一括払いに変更する方法はAdobe公式サイトで詳しい説明があるので、そちらを参考にしてみてください。
Adobe公式サイト Creative Cloud フォト(20 GB)価格改定 | よくある質問
月払い | 年払い | |
---|---|---|
フォトプラン(20GB) | 1,180 円(税込) | 14,080 円(税込) |
フォトプラン(20GB) 2025年1月15日以降 |
1,780 円(税込) | 14,080 円(税込) |
フォトプラン(1TB) | 2,380 円(税込) | 28,480円(税込) |
他社のRAW現像ソフトを利用するのも一つの手段
万が一、2025年1月15日までにフォトプラン20GBを申込できなかった場合、Lightroom Classic以外の他社のRAW現像ソフトを検討しても良いかもしれません。フォトプラン1TBだと年間28,480円で正直なところ、あまり割安感がなく、何が何でもLigntroomとPhotoshopが必要ないのであれば、他社のRAW現像ソフトの方が割安かと思います。
おすすめのRAW現像ソフト
DxO PhotoLab
DxO PhotoLabは、フランスのDxO社が開発しているRAW現像ソフトでカメラとレンズの正確な大量の分析データをソフトウェアに活かしているのが最大の特徴です。基本的な色調補正や写真現像機能は十分に備わっていて、それ以外にカメラやレンズの正確な光学補正機能と強力なノイズ除去機能が他社と差別化できる大きなポイントになっていて、高画質に拘ったRAW現像をしたい人におすすめです。また、DxO PhotoLabは買い切り型のみので、サブスク型に抵抗のある人に人気があります。
Luminar Neo
Skylum社のLuminar Neoは、写真編集の初心者でも人工知能を使った機能を使うことで、プロ並みのRAW現像作業が簡単に行える初心者カメラマンにもおすすめのRAW現像ソフトです。Luminar Neoはサブスク型だけでなく買い切り型もあるので気軽にRAW現像を始めたい方や使用頻度の低いライトユーザーにもおすすめです。
SILKYPIX
SILKYPIXは、2004年の発売以来常に進化し続ける評価の高い国産のRAW現像ソフトです。SILKYPIXの写真現像機能は他社のRAW現像ソフトと比較しても基本的な機能にほとんど差はなく、プロフェッショナル版のSILKYPIX Proは、RAW現像ソフトでありながらRAWファイルのまま写真合成ができる機能も備わっているのが大きな特徴です。
まとめ
Adobe CCフォトプラン20GBの新規受付が終了するのは非常に残念ですが、既存ユーザーにはあまり影響がないという事でホッとしています。ただし、様々なソフトウェアも徐々に値上がりしているので、フォトプラン20GBが今後どのようになっていくのか不安な部分もあります。